FIP治療に対する当院の想い
その猫伝染性腹膜炎(FIP)は治療できる可能性があります。
大切なネコちゃんの命を絶対に諦めないでください。
猫伝染性腹膜炎(FIP)とは
猫伝染性腹膜炎(FIP)の症状
猫伝染性腹膜炎(FIP)はタイプによって症状が異なりますが、どのタイプにも共通して
眼の場合 |
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脳の場合 |
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腎臓や肝臓、腸 などの場合 |
など、各臓器に応じた臨床症状が見られます。 |
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当院の治療の流れ
猫伝染性腹膜炎(FIP)を1つの検査で正確に診断することはとても難しいです。
当院では問診、血液検査、画像検査、PCR検査など複数を組み合わせ総合的に診断いたします。
<血液検査>
血液検査では貧血や白血球数の増加、血清タンパクの上昇、炎症マーカーであるSAAの上昇、黄疸の有無などを確認します。
<画像検査>
ウェットタイプでは胸水や腹水、ドライタイプでは腹腔内にしこりのようなものが確認できる場合がありますので、画像検査として、レントゲン検査と超音波検査を行います。
<PCR検査>
外部の検査センターに腹水や胸水、肉芽腫(炎症で臓器にできるしこり)から取れた細胞の一部をPCR検査に提出し、FIPウイルスを検出します。
FIPの診断がつく最も多いパターンは、体調の悪い子猫でお腹がふくれていて、超音波検査にて腹水があるのが見つかり、その液体からFIPウイルスが検出されるというものです(ウェットタイプ)。採取された液体が黄金色の粘稠性のある特徴的な見た目の場合、疑いはさらに強くなります。
GS-441524を投与しても、残念ながら再発する確率は0ではありません。
再発の確認は、症状やFIPのタイプによって薬の量を調整し、84日間毎日薬を飲ませます。投薬期間中はおおよそ一週間ごとに通院していただき、治療効果を各種検査(血液検査、超音波検査など)にて評価します。
84日間の投薬終了後に再発症状がなければ、1か月程度ごとに定期的に通院して健康診断を実施します。
数か月程度問題がなければ、完治したと判断し、治療を終了します。
猫伝染性腹膜炎(FIP)は約3ヶ月にもわたって治療が必要となりますので、当院では、飼い主様にと二人三脚で協力しあいながら治療に心がけています。
治療費用
病院情報
病院名 |
荻窪桃井どうぶつ病院 / 杉並動物循環器クリニック |
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住所 |
〒167-0034
東京都杉並区桃井2丁目2−3 |
電話番号 |
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アクセス | 【徒歩の場合】 【バスの場合】 荻窪北口駅より ・荻30-36番 「青梅街道営業所行き」
・荻14番 「石神井公園駅南口行き」
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診察時間 | 午前:9時~12時(日曜・祝:13時まで) |
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