TEL:03-6454-7416
受付時間:平日9:00~12:00/16:00~19:00
文字の量・大きさによってレイアウトが崩れる場合がございます
Worry

FIP治療に関して
このようなお悩みはありませんか?

  • 動物病院でFIPの疑いがあると言われた
  • FIPの検査ができる病院がわからない
  • かかりつけの病院ではFIPの治療ができない
  • FIP治療の費用に不安がある
  • 今のFIP治療が正しいかわからない   など

当院ではFIPの積極的な治療を行っており、迅速な治療提案が可能です。
FIP治療はスピードが重要です。
猫ちゃんのFIPでお悩みの際は、まずはお電話かLINEでご相談ください。

文字の量・大きさによってレイアウトが崩れる場合がございます
Policy

FIP治療に対する当院の想い

猫伝染性腹膜炎(FIP)が辛いのは、特に子猫での発症がほとんどであることです。
おうちに迎えた大切な家族とこの先10年20年、一緒に暮らしていこうと幸せな未来を夢見ていた矢先に、この病気は発症します。
遊び盛りでとても可愛い時期に、突然苦しそうに寝こんでしまう姿をみるだけでも辛いのに、助かると信じて連れて行った動物病院でも死の宣告をされることがいかに苦しいか。
そんな子猫とご家族を目の前にして、獣医師も何もできないことに本当に苦しんできました。

しかし、現在は「GS-441524」というお薬の登場で100%の致死率だった病気、多くの猫ちゃんが、飼い主様が、獣医師が長年苦しめられてきた病気が、約80%という高確率で12週間で完治が望めるようになりました。

その猫伝染性腹膜炎(FIP)は治療できる可能性があります。

大切なネコちゃんの命を絶対に諦めないでください。

文字の量・大きさによってレイアウトが崩れる場合がございます
About

猫伝染性腹膜炎(FIP)とは

猫伝染性腹膜炎はFIPウイルスによって引き起こされ、幼齢〜若齢猫に多く発生し、発症するとほぼ100%死に至る非常に致死率の高い病気です。

猫伝染性腹膜炎(FIP)には、お腹や胸に水が貯まる「ウェットタイプ」と、腎臓や肝臓などの臓器に肉芽腫を作る「ドライタイプ」、この両方が混在する「混合タイプ」の3つに分けられます。
文字の量・大きさによってレイアウトが崩れる場合がございます
Symptoms

猫伝染性腹膜炎(FIP)の症状

猫伝染性腹膜炎(FIP)はタイプによって症状が異なりますが、どのタイプにも共通して

  • 発熱
  • 食欲低下
  • 元気がない
  • 嘔吐・下痢
  • 発育不良
  • 体重減少
  • 歩き方の異常 など

のような初期症状が見られます。

ウェットタイプ(滲出型)

FIPの多くはこちらのタイプに分類されます。
  • お腹や胸に水が溜まり(腹水胸水)、腹部が膨らんだり、腹水・胸水が胸を圧迫して肺が膨らみづらくなることで呼吸困難などの症状を引き起こします。
  • 嘔吐下痢などの消化器症状が出ることがあります。
  • 皮膚や白目が黄色くなることがあります(黄疸)。

ウェットタイプはドライタイプと比べて進行が非常に早いため、発見から10日ほどで急死してしまう可能性があります。

ドライタイプ(非滲出型)

様々な臓器に肉芽腫性炎という小さなしこりのようなものが発生する特殊な炎症が起きます。
眼の場合
  • ぶどう膜炎(目がにごったようになる)
  • 虹彩炎(虹彩が腫れ、充血する)
脳の場合
  • 麻痺
  • けいれん
  • 性格の変化
などの神経症状を引き起こします。
腎臓や肝臓、腸 などの場合
  • 腎障害
  • 肝障害
  • 呼吸困難
  • 黄疸
  • 嘔吐・下痢

など、各臓器に応じた臨床症状が見られます。

見出し ここをクリックして表示したいテキストを入力してください。テキストは「右寄せ」「中央寄せ」「左寄せ」といった整列方向、「太字」「斜体」「下線」「取り消し線」、「文字サイズ」「文字色」「文字の背景色」など細かく編集することができます。

混合タイプ

ウエットタイプとドライタイプの両方の症状が混在します。
両方の症状が同時に発生しているため、治療が難しい場合はあります。
文字の量・大きさによってレイアウトが崩れる場合がございます
Treatment

当院の治療の流れ

 

Step1.検査・診断

猫伝染性腹膜炎(FIP)を1つの検査で正確に診断することはとても難しいです。
当院では問診、血液検査、画像検査、PCR検査など複数を組み合わせ総合的に診断いたします。

<血液検査>
血液検査では貧血や白血球数の増加、血清タンパクの上昇、炎症マーカーであるSAAの上昇、黄疸の有無などを確認します。

<画像検査>
ウェットタイプでは胸水や腹水、ドライタイプでは腹腔内にしこりのようなものが確認できる場合がありますので、画像検査として、レントゲン検査と超音波検査を行います。

<PCR検査>
外部の検査センターに腹水や胸水、肉芽腫(炎症で臓器にできるしこり)から取れた細胞の一部をPCR検査に提出し、FIPウイルスを検出します。

FIPの診断がつく最も多いパターンは、体調の悪い子猫でお腹がふくれていて、超音波検査にて腹水があるのが見つかり、その液体からFIPウイルスが検出されるというものです(ウェットタイプ)。採取された液体が黄金色の粘稠性のある特徴的な見た目の場合、疑いはさらに強くなります。

Step2.治療

当院では、イギリスやオーストラリアにある動物用調剤会社 BOVA社のレムデシビル(注射薬)や経口GS-441524錠(猫用に調剤されたツナ味の錠剤)を使用し、国際猫医学会 ISFMで推奨されている治療プロトコルをもとに治療に当たっています。
猫伝染性腹膜炎(FIP)の治療に関して詳しい説明をご希望される方は是非ご相談ください。

また、レムデシビルやGS-441524錠と比較して極めて安価な抗ウイルス薬の医薬品であるモルヌピラビルの取扱いもございます。
しかしながら、モルヌピラビルは催奇形性や発がん性、ウイルス自体の変異を誘発するといった特有の有害事象のリスクもあることから、適応可能かどうかについては慎重に判断しております。

Step3.定期的な経過観察

GS-441524を投与しても、残念ながら再発する確率は0ではありません。

再発の確認は、症状やFIPのタイプによって薬の量を調整し、84日間毎日薬を飲ませます。投薬期間中はおおよそ一週間ごとに通院していただき、治療効果を各種検査(血液検査、超音波検査など)にて評価します。
84日間の投薬終了後に再発症状がなければ、1か月程度ごとに定期的に通院して健康診断を実施します。
数か月程度問題がなければ、完治したと判断し、治療を終了します。

猫伝染性腹膜炎(FIP)は約3ヶ月にもわたって治療が必要となりますので、当院では、飼い主様にと二人三脚で協力しあいながら治療に心がけています。

文字の量・大きさによってレイアウトが崩れる場合がございます
Cost

治療費用

費用については、猫伝染性腹膜炎(FIP)のタイプやその子の症状の重篤度などによって異なります。
また、海外輸入薬のため輸入コストにも左右されます。
治療費用の例としては、下記のものとなります。
詳細については、ご来院をお願い致します。
1kgの猫でウェットタイプ、薬が飲める場合(GS-441524錠剤使用)
初診診断時の診察、検査諸費用:80,000円~
GS-441524薬代(84日間):180,000円~
3kgの猫でウェットタイプ、薬が飲める場合(GS-441524錠剤使用)
初診診断時の診察、検査諸費用:80,000円~
GS-441524薬代(84日間):550,000円~
3㎏の猫でウェットタイプ、状態が悪く入院が必要
(レムデシビル注射薬で治療を開始し、状態改善後に薬が飲めるようになった場合(GS-441524錠剤使用))
初診診断時の診察、検査諸費用:80,000円~
入院費:50,000円~
レムデシビル注射代 (7日間):150,000円~
GS441524薬代 (77日間):500,000円~
モルヌピラビルで治療する場合
初診診断時の診察、検査諸費用:80,000円~
モルヌピラビル薬代(84日間):120,000円~150,000円程度
メリット
ここをクリックして表示したいテキストを入力してください。
ここをクリックして表示したいテキストを入力してください。テキストは「右寄せ」「中央寄せ」「左寄せ」といった整列方向、「太字」「斜体」「下線」「取り消し線」、「文字サイズ」「文字色」「文字の背景色」など細かく編集することができます。テキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキスト...。テキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキスト...。テキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキスト...。
※薬の量には限りがあります。体重や病気の状態などによっては治療ができない可能性があります。
※他院にすでに受診されており、当院での治療を希望される場合かかりつけ医の紹介状と検査データをご持参ください。薬のみの処方はできません。
※FIPと他院で診断されている場合でも、必要と判断される場合当院でも検査、診断させていただくことがございます。
文字の量・大きさによってレイアウトが崩れる場合がございます
Infomation

病院情報

病院名
荻窪桃井どうぶつ病院 / 杉並動物循環器クリニック
住所
〒167-0034
東京都杉並区桃井2丁目2−3
電話番号
アクセス

【徒歩の場合】
荻窪駅から徒歩15分


【バスの場合】
荻窪北口駅より
・荻30-36番  「青梅街道営業所行き」
・荻14番  「石神井公園駅南口行き」
 「八丁」停留所で下車。徒歩1分です。

【お車の場合】
こちらをご確認ください。
診察時間

午前:9時~12時(日曜・祝:13時まで)
午後:16時~19時
休診日:隔週水曜日、日曜午後
詳しくは獣医師出勤表をご確認ください。

 
見出し
ここをクリックして表示したいテキストを入力してください。